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2015年01月27日 (火) | Edit |
サービスへの理解不足が弱点に--「この世の春を謳歌する」アップルへの懸念
http://japan.zdnet.com/article/35059511/
長年のApple製品愛好者を自称し、「John Scully時代のような経験はもうこりごり」と記すMalikがここで念頭においているのは、主にネットワーク/クラウド側のこと――たとえば、「Google Now」の背景にあるマシンインテリジェンス(AI)やデータ処理に関する能力のことで、Appleがそうした部分をもうちょっとなんとかしないと、ハードウェアの素晴らしさだけでは長くこの世の春を謳歌することは難しいのではないか、といった懸念を示している(たとえば、MacのiTunesで購入した楽曲をiPhoneで探し出すのに苦労した、といった経験のある方なら、このMalikの指摘の意味が感じ取れるかと思う)
iCloudはDropboxほど使いやすくない。さらに懸念されるのがラインナップの増加傾向だ。これはジョブズを追放したあとにアップルが陥った罠で倒産寸前にまでなってしまった。ジョブズが復帰後まず手を付けたのがこのラインナップをしぼり不良在庫を一掃したことだった。そして、Apple TVがずいぶん更新されていないこと。アップルがテレビを再定義するという希望はすでにユーザーから消え去ろうとしている。現にテレビにはAndroidやFirefox OSが入りつつありアップルの入る隙間はなくなりつつある。そして、iTunesは音楽業界を革新したが、いまやユーザーはストリーミングサービスに移行しつつあり、音楽をダウンロードして聴く時代は過ぎ去ろうとしている。ジョブズのような研ぎ澄まされた嗅覚をもつ人物がいなくなったことで、上級幹部が思いつきの発言をしてそれが製品に反映されている感のある今のアップル製品はどことなく心もとなくらふらしているように見える。ジョブズの残した遺産を食いつぶすことで、4年間は大丈夫だと過去に書いたことがある。そろそろアップルは真価が問われる頃にさしかかったと言っていい。